探偵事務所への依頼の中には、「特殊調査」と呼ばれる種類のものがあります。

特殊調査は一般的な探偵業務と比較して難易度が高く、失敗の可能性もあるため、探偵事務所によっては対応していないことがあります。

そのため、依頼したい場合には特殊調査を請け負っている探偵事務所を探す必要があります。

今回は、特殊調査の内容にはどういったものがあるか、特殊調査を依頼する場合はどんな探偵事務所を選ぶべきかなどを解説します。

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特殊調査の例①　素行調査

特殊調査の例のひとつは、素行調査です。

素行調査とは、調査対象となる人物の普段の行動について確認する調査のことを指します。

個人で依頼する素行調査としては、結婚を考えている相手が浮気をしていないか、結婚詐欺師ではないかを確認することなどがあります。

また、企業が依頼する素行調査としては、社員として採用する予定の人物が問題のある行動を取っていないかを確かめるための調査などがあります。

素行調査のためには対象の人物の近くで行動を確認し続ける必要があるため、相手に気づかれず十分な調査をするのは簡単なことではありません。

そのため、素行調査をしたいのであれば専門的な知識や技術のある探偵事務所に依頼するべきです。

素行調査によって対象の人物に問題があることがわかれば、その人物との関係を続けることによるトラブルを避けることができます。
相手が本当に信頼に足る人物であるか気になるのであれば、素行調査の依頼を検討してみましょう。

特殊調査の例②　詐欺調査

特殊調査の例となるのが、詐欺調査です。

詐欺調査とは、詐欺の被害にあった際に、詐欺師の名前や住所などを調査するというものです。

詐欺被害を受けた場合、裁判を起こすためには詐欺師の身元を調査する必要があります。

しかし、詐欺師は詐欺を終えるとすぐに姿をくらませてしまうことが多いため、詐欺にあったことに気づいたときには相手の居場所がわからないということが少なくありません。

そして、姿を消してしまった詐欺師がどこにいるのか自分で探し出すというのは、非常に難易度が高いことです。

そのため、詐欺にあったにも関わらず裁判を起こせないといったケースもあります。

そんな場合に利用されるのが、探偵事務所の特殊調査である詐欺調査です。

詐欺調査のプロに依頼をすることで、詐欺師の名前や居場所などの特定につながることがあります。

依頼する際は、詐欺師の見た目や性格などの特徴を詳しく伝えることで、特定の可能性を高めることができます。

特殊調査の例③　鑑定調査

特殊調査の例としては、鑑定調査も挙げられます。

鑑定調査とは、個人を特定するために指紋や筆跡、DNAなどを鑑定することを指します。

指紋は一人ひとり異なっており、生涯変わることはありません。

そのため、指紋が同じであることが確認できれば、同一人物と判断できます。

筆跡も個人の特徴が現れるものであり、無理に書き方を変えようとしても癖が現れてしまいます。

なので、文書を書いた個人を特定するのに役立ちます。

DNAも一人ひとり違っていて、わずかな唾液などからも検出が可能です。

したがって、個人を特定するための鑑定として優れています。

これらの鑑定は専門的な知識や技術が必須であるため、個人が行うのは非常に難しいです。

しかし、専門機関と提携している探偵事務所に依頼をすることで、鑑定に基づいた個人の特定ができるようになります。

いやがらせなどの被害にあった際、加害者の正体を特定するためには、これらの鑑定を利用するのが効果的です。

特殊調査はどんな探偵事務所に依頼するべき？

特殊調査を依頼したい場合は、どんな探偵事務所を選ぶべきでしょうか。

選ぶポイントのひとつは、ウェブサイトなどで特殊調査を受け付けていると明記していることです。

探偵事務所によってはそもそも特殊調査に対応していないこともあるため、まずは特殊調査を請け負ってくれるかを確認しましょう。
次のポイントとなるのが、特殊調査で十分な実績を残していることです。

仮に特殊調査に対応していても、実績がなければ調査の信頼度は高くありません。

ウェブサイトなどで調査例を実績として紹介しているところを選ぶのが良いでしょう。

また、選ぶポイントとしては料金設定が明瞭であるかも重要となります。

特殊調査は専門的な技術が求められるため、調査費用も高額になりやすいです。

しかし、探偵事務所によっては必要以上の料金を請求される可能性もあります。

契約する前に一度調査内容や料金について相談し、納得のいく料金であることを確認してから依頼するようにしましょう。

特殊調査についてのまとめ

今回は、探偵事務所の特殊調査について取り上げました。

特殊調査は一般的な調査と比較して専門性が高く、依頼できる探偵事務所が限られています。

特殊調査の例としては素行調査があり、対象となる人物が信頼できるか、問題のある行動を取っていないかなどを確認することができます。

また、特殊調査としては詐欺調査を依頼することもでき、詐欺被害にあった場合に裁判を起こすため、詐欺師の身元などを特定してもらうことが可能です。

そして、指紋や筆跡、DNAといった鑑定調査も特殊調査に含まれています。

これらの鑑定は個人を特定するのに効果的なものですが、専門的な技術が求められるため、鑑定が必要な場合は探偵事務所に依頼するのが簡単です。

特殊調査を依頼したいのであれば、特殊調査を受け付けていて十分に実績のある探偵事務所を選びましょう。

また、特殊調査の依頼には高額の費用がかかることも多いので、依頼の前に料金設定についても確認することが大切です。

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以上、【内偵 特殊調査】探偵事務所に依頼できる内偵特殊調査はどのような内容なの？…でした。