探偵や興信所に調査を依頼する前には、依頼額や具体的な可能な依頼内容などについてしっかり認識しておくようにしましょう。
探偵はフィクションの世界のように万能ではなく、法律が許可する範囲内での調査を実施することが仕事となっています。
そのため無茶なお願いをしても聞いてもらえないばかりか、危険人物として警察などに通報されてしまうことすらあり得ます。
探偵や興信所への依頼は、あくまでも一般常識の範囲を把握した上で行うようにしましょう。
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探偵に依頼できる仕事内容
探偵や興信所に依頼可能なのは当然ながら合法的な内容の仕事に限定されています。
特に探偵に依頼されることが多いのは以下のような仕事になります。
・浮気調査
・人探し
・個人の素行調査や企業の信用調査
・嫌がらせやストーカーへの対策調査
もっともわかりやすいのは浮気現場を写真などで押さえる浮気調査です。
ただし私有地に立ち入るといった違法行為はできないので、浮気調査を成功させるためには事前に調査対象の行動パターンを下調べしておく必要があります。
人探しとは家出人などの身内捜索の他にも、疎遠になってしまった元クラスメイトを探すといった仕事も含まれます。
意外と多いのが「初恋の人の現在の状況を調べて欲しい」といった依頼で、特に再会などはせず相手が幸せになっていることを確認して終わるケースが大半となっています。
素行調査や信用調査は就職に関連してよく依頼されます。
嫌がらせやストーカー対策は相手の特定だけでなく部屋に仕掛けられた盗聴器の調査なども行われるのが通例です。
探偵への依頼額の目安
探偵に仕事を依頼するためには少なくとも数十万単位のまとまった依頼料が必要になります。
具体的な依頼料に関しては仕事内容に加えて調査期間の長さが関係してくるため、事前に見積もりを出しておくことが非常に重要になるでしょう。
一般的に浮気調査では30万円~120万円程度の依頼料がかかるとされています。
かなり振り幅の広い数値ですが、これは探偵の拘束時間が長くなるほど加速度的に依頼料が上がっていくことが原因となっています。
事前の打ち合わせて特定の時間帯にだけ張り込みをしてもらうといった形にすることで、探偵への浮気調査依頼料は低く抑えることもできます。
一方で人探しや素行調査・信用調査については無制限に拘束時間が伸びていく可能性があるため、先に依頼料を決めてその範囲内で仕事をしてもらうといった方法を採るのがいいでしょう。
ストーカーや嫌がらせの対策依頼については料金に妥協してしまうと安全にかかわるため、確実に相手の特定まではしてもらうようにしましょう。
盗聴器の調査だけなら5~6万円程度で済むこともあります。
探偵に依頼してはいけないこと
探偵の仕事は探偵業法こと「探偵業の業務の適正化に関する法律」によって規制されています。
探偵は尾行や張り込みといった行動は許可されていますが、敷地への侵入や手紙やスマホの中身を盗み見るといった行為は禁止されています。
そのため浮気の決定的な証拠を掴みたいからといって探偵に通信の内容などを直接あばいてもらうことはできないので注意しましょう。
また差別や迷惑行為に繋がるような調査や、銀行口座残高やクレジットカード情報などの資金力を調べることも探偵には不可能となっています。
素行調査や会社の信用調査は基本的に、人間関係や取引関係から怪しい部分がないかを割り出していく作業と考えておきましょう。
ちなみにこうしたブラックな調査を敢えて引き受ける探偵も世の中には存在しています。
しかし法律に違反する調査を行う探偵がまともである可能性はゼロなので、たとえ藁にもすがる気持ちだとしてもそうした怪しい探偵に依頼するのは絶対にやめておきましょう。
探偵への依頼をスムーズに行うコツ
探偵への依頼をスムーズに進めるには、地域と業務内容を軸に依頼先を決めていくようにするといいでしょう。
探偵の業務は基本的に地域密着型の調査なので、その土地に詳しい探偵に依頼をすることがまずは重要になります。
インターネットによる探偵・興信所の検索は便利ですが、依頼料ばかりに目を取られると遠い地域の探偵に依頼してしまうことがあります。
遠くからの調査は必然的に拘束時間の長期化に繋がるため、結果として依頼料が増大してしまうことになるので注意しましょう。
また浮気調査やストーカー調査などは、自分でできる限りの調査をしてから探偵にその調査内容を伝えるというのも効果的です。
証拠を掴む最後の一押しの部分だけ探偵に依頼をしておけば、最小限のお金で結果を出すことができるでしょう。
ただし自分の安全を守ることには最大限の配慮が必要です。
自主調査中に少しでも危険を感じたら迷わずプロの探偵や警察に相談するようにしてください。
探偵への依頼まとめ
探偵に依頼をするなら、まず探偵に可能な業務内容を正しく認識しておくことが大切です。
探偵業法に許可されている仕事から逸脱する行為は依頼することができないので、浮気の決定的な証拠などは探偵の助けを借りた上で自分で掴む必要があるでしょう。
たとえばパートナーが浮気相手とホテルに入る瞬間の写真だけ探偵に撮ってもらい、問い詰めてスマホの通信記録などを提出させるのは自分がやるといった具合です。
ただしストーカー対策といった安全に関わる調査は、最低限の準備だけ済ませてプロに任せてしまった方がいいでしょう。
このように探偵に依頼する内容やタイミングはケースバイケースで判断することも忘れないようにしておきましょう。
また依頼料については探偵の拘束時間に比例して上がっていくため、地元の探偵に依頼するのが節約のためには重要になります。
ネットで探偵や興信所を探す場合であっても、必ず地域ごとの絞り込みは行っておくことをオススメします。
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