探偵を活用するケースのうち、もっとも代表的なものは浮気調査となっています。
しかし探偵による浮気調査に関しては、その期間によって料金や成果が大きく変わるという特徴があります。
他人のケースを参考にして料金の見積もりをしてると計算違いをしてしまうので、探偵に浮気調査を依頼する際は必要となる期間についてもしっかり調べておく必要があるでしょう。
また調査期間をなるべく少なくして費用を抑えたい場合には、探偵に依頼する以前の下準備も重要となります。
- AMUSE（アムス）
- HAL探偵社
- MR（エムアール）
探偵に浮気調査を頼む際の平均的な期間
探偵に浮気調査を依頼して結果が出るまでの平均的な期間は、おおよそ1週間～4週間程度となっています。
通常の浮気調査は大体1ヶ月以内に終わると考えておけば間違いないでしょう。
ただし1週間で終わるケースというのは本当に簡易的な調査をする場合だけで、報告書を作成するレベルの浮気調査では基本的に3週間～4週間の期間が目安となります。
また裁判に持ち込むことまで考慮すると、さらに確実性を増すために調査期間が延長されることもあります。
裁判を前提とすると最初の1ヶ月をほぼ調査に費やしたあと、さらに1ヶ月近くかけて報告書を完璧に固める作業を行います。
そのため調査全体に2ヶ月程度はかかってしまうことを覚悟する必要があるでしょう。
探偵への報酬を1時間ごとの時間制に設定していると、2ヶ月という期間では100万円以上の費用が発生することになります。
そのため裁判用の浮気調査をする際はパック料金や成功報酬のシステムを上手く使うようにするのがおすすめです。
探偵の浮気調査期間を短縮するポイント
浮気調査期間を短縮するには、探偵が実際に働く時間を削減する準備を整えておくことがコツになります。
何の情報もない状態だと最初の1週間は調査対象者の行動パターンを把握するためだけに費やされてしまいます。
しかし先に依頼者が調査対象者の行動パターンを情報提供しておけば、その最初の調査過程は飛ばしてしまうことが可能です。
つまり1週間の調査期間を短縮することができるので、それだけで数十万円という費用を節約することに繋がります。
夫婦や恋人なら相手の生活スケジュールはある程度調べることができるので、あとはそのスケジュールから外れた行動を監視しておけば浮気調査は格段に効率化されるでしょう。
また浮気の密会タイミングまで調べがついているなら、その日だけ探偵に動いてもらい決定的瞬間をカメラに収めてもらうことで証拠を得ることができます。
これなら探偵の実働期間を1日以下に抑えることすら不可能ではありません。
もちろん書類の制作期間などは別途かかりますが、極限まで調査期間を短縮すれば着手金を含めても30万円程度で浮気調査を完了させることができます。
探偵の浮気調査が期間内に上手くいかなかった場合
浮気調査は必ず成功するものではなく、一定の確率でどうしても失敗します。
失敗には「証拠不十分」と「相手にバレる」ケースの2つがあり、証拠不十分であれば改めて調査を継続することも可能となります。
ただし調査期間が伸びれば伸びるほど当然ながら費用も膨らんでいくので、一度失敗した探偵に連続で依頼するよりは別の探偵に頼み直した方がいい場合もあるでしょう。
調査相手にバレてしまった際は状況に合わせて対応を変えて乗り切るようにしましょう。
相手との関係がそれで破綻してしまうと、浮気の証拠を掴めていない以上は離婚調停なども不利に進むリスクが大きいといえます。
そのため改めて浮気調査を始めるまでは関係を持続させることも考えた方がいいでしょう。
また調査失敗時に探偵に支払う費用については契約内容によって変わってきます。
時間制やパック制で依頼していると、たとえ調査が失敗しても実働時間ぶんの支払い義務は発生するので注意しましょう。
成功報酬の契約をしていた場合も、着手金や経費は請求されることがあります。
探偵に浮気調査を依頼する期間の料金プラン
探偵に浮気調査を依頼するときは、全体に必要となる期間がどれくらいになるのかを予測して料金プランを選ぶことが重要になります。
相手が浮気をしていることに疑いようがなく裁判に関する証拠固めをするだけの状況なら、時間制やパック制で雇った探偵を浮気現場を狙って送り込むのが最善手となります。
探偵には証拠だけ押さえてもらい、あとは弁護士などに相談していけば時間も費用も最小限で済ませることができるでしょう。
決定的な場面に関する情報がないうちは、成功報酬の契約をして探偵にじっくり浮気調査をしてもらうのが有効です。
期間を限定せずに証拠が得られるまで継続調査する契約にしておけば、少なくともお金だけ払って何の成果も得られないという最悪の事態は避けることができます。
しかし期間を限定していないとどうしても調査期間が長引いてしまうので、一定期間内に成果が出なければ一旦仕切り直すといった形の契約にしておくのもおすすめです。
探偵利用時の浮気調査期間まとめ
一般的に探偵に浮気調査を依頼した際にかかる料金は30万円から120万円ほどといわれています。
この30万円と120万円の差額はそのまま浮気調査にかかった期間の差と考えてみていいでしょう。
最短の2週間で調査が終われば30万円、2ヶ月（8週間）かけて丁寧に調査をすると120万円が相場になるというわけです。
費用を少なくしたいなら同時に調査期間を短縮する方法をよく考えておくようにしましょう。
独自にできる調査は探偵に依頼する前にすべて自分で済ませておき、探偵にはプロにしかできない部分だけを任せるというのが理想となります。
ただし独自調査の段階で相手にバレてしまっては意味がないので、結局のところは費用と期間のバランスを取って納得のいくポイントを見つけることが必要です。
また浮気調査の費用については慰謝料を目当てに無茶な金額を組んでしまうケースも散見されます。
その場合慰謝料が期待通り得られなかったときのダメージが大きすぎるので、探偵への料金は無理をしない範囲で設定するようにしておきましょう。
- AMUSE（アムス）
- HAL探偵社
- MR（エムアール）
